アイフルでの借金返済に困っていませんか?
アイフルの借金も債務整理が可能です!
今回の記事ではアイフルを債務整理したときのメリットやデメリット、過払い金の有無などについて詳しく紹介していきます。
また、中には和解を受け入れない債権者も多く存在する中で、アイフルは和解(任意整理)が可能なのか、徹底解説していきます。
- アイフルの債務整理なら任意整理がおすすめ
- 過払い金が返還される可能性がある
アイフルで債務整理するには任意整理がおすすめ
債務整理が必要なケース
消費者金融から借金をしていて何らかの理由で返済ができなくなってしまうことがあります。
約束した支払期限までに返済ができないと、消費者金融から督促を受けるだけでなく、元本のほかにも利息や遅延損害金(支払いが遅れたことに対する賠償金)が膨らみ、借金の返済に追われることになります。
自分の努力だけで解決できない場合には、弁護士や司法書士などの専門家に相談し、返済金額や支払い方法を見直す手続き、いわゆる債務整理が必要です。
アイフルでの債務整理は任意整理がおすすめ
アイフルで借りた借金を返せないという場合には、債務整理を検討しましょう。
債務整理には、任意整理、特定調停、個人再生、自己破産の4種類がありますが、アイフルでの債務整理は、任意整理がおすすめです。
任意整理は、裁判所を通さず、アイフルなどの消費者金融業者と直接交渉する債務整理の手続きです。
全ての借金を整理するのではなく、個人の事情に応じて任意整理する借金を選べますし、返済額や返済期間などの支払方法を交渉により決められます。
アイフルの借金だけを債務整理したい、裁判所に行くことができないという場合には、任意整理の手続きをしましょう。
アイフルで任意整理をする5つのメリット
利息や遅延損害金をカットできる
アイフルで任意整理をするメリットの一つに、遅延損害金や利息のカットがあります。
交渉により合意できれば、受任通知が届いてから和解成立までの「経過利息」や和解成立から返済終了までの「将来利息」、さらに返済が遅れたための賠償金である「遅延損害金」がカットでき、返済金額を減額できます。
返済期間を延ばし、月々の返済額の負担が減る
返済期間が長くなり、月々の返済額の負担が軽減されるのも魅力です。
月々の支払い額が返済可能な金額の範囲内になるように、返済期間3年(支払回数36回)、又は、返済期間5年(支払回数60回)というように、返済金額を分割返済にすることが可能です。
任意整理だと家族や会社にバレない
任意整理は、家族や会社に内緒で債務整理したい人にもメリットがあります。
アイフルと直接交渉するので、裁判所に行く必要がありませんし、裁判所に提出する収入証明書や退職金証明書などの準備も不要です。
また、自己破産のように、家や自動車などの財産を失わずに済むので、家族や会社に内緒にしやすい債務整理といえます。
保証人に迷惑をかけない
債務整理で気になるのは、保証人への返済の請求です。
自分を信頼して保証人になってくれた人に迷惑をかけるのを心配するのは当然です。
個人再生や自己破産は、債務整理する借金を選べないので、保証人付きの債務だけ外して手続きをすることは出来ず、保証人に返済の請求が届くのを防ぐことは出来ません。
一方、任意整理は、債務整理をする借金を選ぶことができるので、保証人付きの借金は債務整理せず、保証人がついていない借金のみを債務整理することが可能です。
過払い金が返還される可能性がある
アイフルからの借入れについては、2010年頃までの取引が古い借金について過払い金(払いすぎた利息)が発生している可能性があります。
過払い金とは、過去に支払った利息のうち利息制限法の上限金利を超える部分です。
利息制限法では、金額に応じて金利15%から20%を上限としているものの、出資法では、金利29.2%を上限としていたことから、消費者金融では金利29.2%の貸し出しをしていました。
しかし、利息制限法の上限を超えた利息は無効とされたため、利息制限法の上限金利を超えて利息を払い過ぎているケースが多く発生しました。
過払い金が発生している場合は、過払い金の返還請求ができ、元本からその分を差し引いて返済額を減らせる可能性があります。
アイフルで任意整理が行われる手順
受任通知を送り督促が止まる
債務整理を弁護士や司法書士などの専門家に依頼すると、アイフルに対して受任通知(介入通知)を送り、手続きが始まります。
受任通知が届くと、アイフルから債務者(お金を借りた人)本人への直接連絡や取り立てがとまります。
取引履歴を開示し、返済額を確定させる
受任通知が届くと、アイフルからすべての取引履歴を含む債権届が開示されます。
弁護士や司法書士は、受け取った取引履歴に基づき、引き直し計算(支払った利息のうち、利息制限法の上限利率を超える部分を元本から差し引くこと)をし、返済額を確定します。
和解案をもとに交渉し和解する
引き直し計算をして算出された返済額をもとに、債務者が支払い可能な金額を考慮して、アイフル側と支払額や支払期間を交渉し和解を取り付けます。
計画的な返済を開始する
新たな契約に基づき、家計管理をしながら、計画的に返済します。
アイフルで任意整理した場合のデメリットと対応策
ブラックリストにのる
任意整理などの債務整理をすると、支払いや返済の遅滞などの事実が信用情報機関のデータベースに金融事故記録として登録されます。
いわゆるブラックリストといわれるものです。
ブラックリストにのると、ローン審査に通らない、クレジットカードが作れないなどの問題が発生します。
クレジットカードが作れなくてもデビットカードやプリペイドで
任意整理でブラックリストにのるのは5年から10年です。その間、ローンを組むのは厳しくなります。
クレジットカードも新たに作ることはできませんが、キャッシュレス決済の時代にクレジットカードを所持していないと周囲に不審に思われるかもしれません。
同じカード機能でも、銀行口座から直接引き落としされるデビットカードや前払いして使えるプリペイドカードなどは信用情報のチェックがありません。
カードを持つときには、デビットカードやプリペイドカードで代用しましょう。
まとめ
アイフルの借金も債務整理をすることができます。
その中でもアイフルを債務整理するなら、利息や遅延損害金をカットできる任意整理がおすすめです。
また、アイフルの借入れにおいて、2010年頃までの取引については過払い金が発生している可能性があるので、一度過払い金があるかどうか確認した方が良いかもしれません。